どんな事故が多いの?
新宮海岸の沖には波消ブロック(テトラポッド)が並んでいます。
砂浜を守るためにとても重要な施設ですが、これによる溺水事故が相次いでいます。
要因@ 深さ
画像は感覚的な水深のイメージです。
波消ブロックのため、新宮海岸は水深が変則的となっています。
扇状に水深が変化するため、横に行くだけで深くなったりします。
要因A 流れ
波消ブロックのため、新宮海岸は流れが変わりやすいです。
少しウネリの方向が変わっただけで逆の流れとなるので、気づかずに深いところへ流されやすいです。
要因B 風
風で浮具が流されてその浮具を追いかけて深いところへ行ってしまう・力尽きることが多いです。
また、自身が気づかずに深いところへ流されてしまうことが多いです。
要因C 潮汐
海では満潮と干潮が概ね1日に2回ずつやってきます。
ちょっと前には足が届くところだったのに、時間が経つと深くなっていることがあります。
これらの要因での溺水事故が、新宮海岸ではほぼすべてと言ってよいほど占めています。
新宮海岸で海水浴をする際は、以上の4つの要因にご注意ください!!
事故を防ぐためには??
対策@
流された浮具は追いかけない!
浮具が流されてしまったときは追いかけたくなりますが、追いかけないでください!
対策A
足がつかない場所へは行かない!
流されたり、潮汐によって、思いもよらない深い場所へ行ってしまったりします。
足がつく場所を常に確認しながら海水浴を楽しんでください。
対策B
子どもから目を離さない!
常に見ていると思っていても、目を離していませんか??
ちょっとスマホ、ちょっとお話、ちょっと忘れ物を。そんな隙間に溺れています。